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挨拶ができない夫の原因と、私なりの対処法

前回、こんな記事を書きました。

夫は「報連相」ができない。
「報連相」のみならず「挨拶」もできない!

ここで言う挨拶とは、
「おはよう」「おやすみ」
「いってきます」「ただいま」「おかえり」
「いただきます」「ごちそうさま」
「ありがとう」「ごめんなさい」など。

幼稚園児でもできる、あの挨拶のこと。

大の大人が、自分から挨拶をしない。
正直、社会生活を送る上で支障しかないと思う。

でもどうやら、
これも性格というより考え方や認知のクセが大きいみたい。

目次

なぜ「挨拶」ができないのか?

なぜ、挨拶ができない人がいるのか!?
気になって調べてみると、こんな理由が挙げられていました。
※調べた結果を踏まえて私なりに要点をまとめています

  • 挨拶をする意味がピンとこない
     なぜ必要なのか、目的が分からない。
  • タイミングが分からない
     いつ・誰に・どの場面で挨拶すべきか判断しづらい。
  • 相手の反応が怖い
     無視されたらどうしよう、と考えてしまう。
  • 注意が他に向いている
     目の前のことで頭がいっぱいになり、相手に気づかない。
  • 恥ずかしさや対人ストレスが強い
     声を出して話しかけること自体が負担になる。

「挨拶」ができない夫の原因を考えてみた

なるほど、と思いつつ。
うちの夫に当てはまりそうなのは、このあたり。

まず、
挨拶をする意味が分からない

そして、
恥ずかしさ相手の反応への怖さ

「報連相」の記事でも書いたけど、
夫は自分のことをこう分析している。

俺は中予半端にプライドが高い!

この中途半端なプライドが、
素直に挨拶するという行為を邪魔している気がする。

「なんで自分から挨拶しなきゃいけないの?」
という感覚なんだろうね。

以前、夫と私が同じ部署で働いていたときの話。

夕方、夫は何も言わずにフラッと席を立った。
「ちょっと休憩してくるわ」的な雰囲気を醸し出して、
息を潜めてフラーッと部屋を出て行ったのです。

しかし30分経っても戻らず、痺れを切らした部長が、
「アイツはどこに行ったんだ!?」と聞くも、誰も分からない。

「帰ったんじゃないですかね……」
と誰かがつぶやき、部長は激怒。

「アイツは挨拶もできないのか!!」

……そりゃ怒るよね。
「お疲れさまでした、お先に失礼します」くらい言えよ、と思う。

後日理由を聞くと、
「なんでクソ部長に挨拶しないといけないの?」
と、涼しい顔で言っていた。

うーん。
部長の性格がどうであれ、一般常識として挨拶はするものだ。
ここに、かなりの認知のズレを感じずにはいられない。

「挨拶」ができない夫への対処法

「挨拶をする」ことって、そんなにハードルが高いかなぁ?
私には、息をするのと同レベルに思えるんだけどね。

でも、「挨拶は常識だよ」と何度伝えても、状況は変わらなかった。
家の中でも、夫が自分から挨拶をすることはほとんどない。
こちらから声をかければ、「おー」「あー」と返ってくる程度。

だから私は、夫に挨拶を期待するのをやめた。

「ありがとう」を言えない人に、
よかれと思ってやってあげていたことも、続けるのをやめた。

私から挨拶をすることも、基本的にはやめている。
「いってらっしゃい」も「おかえり」も、気が向いたときだけ。

「いただきます」「ごちそうさま」も、
夫は子どもが言っているから一緒に言っている、という感じ。
本来は、大人が見本を見せる側なんだけどね…

つまり、「挨拶ができない人」だと割り切る。
こちらの期待値を下げ、自分の心を守る。

正直、「家族って何だろう?」と悲しくなることもある。
でも、相手を変えようとして消耗するより、
自分の関わり方を変えた方が、ずっとラクなんだよね。

必要最低限のことはする。
それ以上は、しない。
それが、今の私にとって一番ラクな距離感なんだな。

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