正月といえば、「年賀状」と「帰省」が風物詩。
最近は「年賀状じまい」だけでなく、「帰省じまい」なんて言葉もあるそうです。
まりも「帰省じまい」とは、主に義実家への帰省をやめる決意のことだって
実は私も、2023年からこの「帰省じまい」を実行しています。
義実家への帰省をやめた経緯
どうやってやめたのかというと、方法は意外とシンプル。



(夫の)実家には、2人で行ってきて~!
ここで揉める夫婦も多いのかもしれませんが、我が家は特に揉めず。
あっさり話はまとまりました。
義母にも、こんな感じで伝えました。



今年は2人で行ってもらいます。私は家でゆっくりします!
義母の反応は、
「そうかそうか~」
……以上。とっても平和。
夫は私がいない方が、実家でのびのびできる。
義実家も、客人が1人減ればそれだけラク。
そして私は、この時期しかできない「母親業・妻業お休み期間」を満喫できる。
というわけで、完全に win-win なのです!
結婚後の義実家・正月事情の変遷
結婚してからの正月の過ごし方を振り返ると、まあまあバラエティ豊か。
- 結婚当初:同じ県内に住んでいたので普通に義実家へ
- 出産後:子どもが2歳までは自宅で過ごす
- その後:年末に義実家のお金で1泊旅行が恒例に
- 義実家が新築 → 義実家に帰省
- コロナ禍:数年間、自宅で正月
- コロナ明け:夫と息子の2人で帰省スタート
ちなみに、旅行は本当に楽しかった!
上げ膳据え膳、最高。あれは神。
義実家への帰省をやめた理由
誤解のないように言っておくと、
義家族が嫌い、というわけではありません。
ただ、好き・嫌いで語るほど近い距離でもない、というのが正直なところ。
物理的な距離もあるし、日常的な接点もほとんどなっしんぐ。
では、なぜ帰省をやめたのかというと――
一番大きいのは、義実家に漂う 男尊女卑っぽい空気 が苦手だから。
義母はなぜか、自分の息子には言わず、
私に「手伝ってほしいオーラ」を出してきます。
男性陣はどっしり構え、女性陣が動くのが当たり前、という雰囲気。
それが、どうにも居心地が悪い。
とはいえ、私も全部を真正面から受け止めているわけではありません。
話は半分くらい聞き流し。
義兄の奥さんが大変そうなときだけは手伝いますが、
それ以外は「知らんもんね」の精神でやっています。
そして、もうひとつ。
夫は実家にいると、完全に「息子モード」になります。
その間、私のことは正直、ほとんど気にも留めていません。
そんな空気の中で、
私は「嫁」としてそこにいる。
これが、地味にしんどい。
夫の実家は東北。
私たち家族は東京で、他の親族は同じ県内に住んでいます。
方言で会話されると聞き取れないことも多く、
もともと私は、話半分でその場をやり過ごしていました。
嫌いだから行かない、というわけではない。
ただ、無理をしてまで行く理由が見つからなくなった。
それだけの話です。
夫がもう少し、私のことを気にかけてくれていれば、また違ったのかもな。
帰省しない正月という、最高の選択
そんなこんなで、年末年始の私は基本おひとり様。
これがもう、最高。
……と思っていたのですが。
2025年~2026年の年末年始は、
義母の体調不良により「帰省しなくていい」とのことで、
夫と息子も東京で過ごすことに。
今年は母親業・妻業、フル稼働。
お休みなし。
ちょっと残念だけど、
またそのうち、静かなお正月が戻ってくるはず。
その日を心待ちにしています。



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