皆さんの夫は、買い物ができますか?
「買い物ができない夫」と言うと、実は2つのタイプがあると思うんです。
1つ目は「買い物に行くこと自体ができない夫」。
そもそもスーパーに行こうとしないタイプ。
2つ目は「スーパーには行けるけど、頼んだものを買ってこられない夫」。
行って帰ってくるけど、袋の中は謎の品々…というタイプ。
私の父は1つ目、そして私の夫は2つ目の典型例です。
そもそも買い物に行けない父という存在
私の父は昭和13年生まれ。
いわゆる「男は家事をしない」時代仕様の人です。
でも、結婚初期は料理もできたらしいんですよ。
ところが、母の母(私の祖母)が母にこう言ったひと言で流れが変わりました。
「男の人を台所に入れるなんて!」
このひと言から、父は台所出禁へ。
結果、家事を一切しない“究極のポンコツ夫”が誕生したのです。
私は「なんで何もしないの?」と、ずっと冷めた目で父を見ていました。
そして父はついに言いました。
「男が1人でスーパーなんか行けるか!」
父にとって、“男が買い物をする=恥”という謎すぎる価値観が完成していました。
昼ご飯も自力で調達できず、母に買わせたり作らせたり。
コロナ前に他界しましたが、父がいなくなってからの母はめちゃくちゃ自由で生き生きしています。
それはそれで良かったのかもしれません。
フットワークは軽いのに、買い物スキルが迷子の夫
一方、うちの夫は父とは真逆で、フットワークだけは軽い!
雨の日でもお弁当を買ってきてくれるし、とりあえず動くことに抵抗がないタイプ。
子どもが赤ちゃんだった頃は、抱っこ紐で散歩しながら買い物も頼んでいました。
私はその間に少し休めてありがたかったのですが…
頼んだものと違うものばかり買ってくる!!
メモを渡してるのに、なぜ?が止まらない問題
私だってね、口頭で「アレ買って」なんて雑な伝え方はしていません。
ちゃんとメモに書いている!
必要ならメーカー名まで書いている!!
なのに、買ってくるのはメモどおりじゃない。
な〜ぜ〜???
「ウスターソース」と「オイスターソース」を間違えるくらいならまだ許容範囲。
でもうちの夫は、“キャベツとレタスを間違える”という次元。
「違うものを買う」
「余計なものまで買う」
「肝心なものを忘れる」
「“無かったから”と、まったく別の代替品を買ってくる」
このコンボが多すぎて、私はついに諦めたのです。
分からないなら連絡しろ!文明の利器を使ってくれ
今は携帯電話があるじゃないですか。
分からなかったら電話すればいいだけなのに、夫は絶対に聞かないタイプ。
「アレが見つからないんだけど、どうしたらいい?」
って聞いてくれたらいいだけなんですよ。
私が普段行っているスーパーだから、売り場案内でも代替品の指示でもできるのに。
でも夫には「聞いたら負け」という謎のプライド機能が搭載されていて、報連相ができない。
結果、私が買い直しに行くハメになり、手間もお金も増えるだけ。
その経験を経て、私はもう夫にメインの買い物は頼まなくなりました。
今では息子の方がよっぽどまともに買い物してきてくれます。
正直、夫の買い物スキルには今でも驚かされるけれど、まぁ…これも性格なんだろうな、
と半ば悟りの境地です。
結局のところ「任せてストレスになるなら、自分でやった方が早い」という真理に落ち着きました。
でも、息子はちゃんとメモどおりに買ってきてくれるので、未来は明るい…はず!


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