発達障害(不注意優勢型ADHD)と思われる夫の不可解な行動を観察する妻のブログ

  1. ADHD夫の行動観察

面接は得意な言語理解凸夫、知覚推理凹で台無し?

夫は 言語理解凸、知覚推理凹 という特徴を持っています。
簡単に言うと、会話や説明は抜群に上手だけど、目の前で何が起こっているかを判断して動くのは少し苦手、という凸凹タイプです。
詳細はこちらの記事をご覧いただくとして。

WAIS-IVの各数値をグラフ化するとこんな感じになっております。
この凸凹が夫の個性をよく表している気がします。

①言語理解:119
②その他:85前後~95前後(記憶に基づく概算)
③FSIQ:100前後(ハッキリ教えてもらっていないから不明)

言語理解凸は話し上手で面接無双?

付き合っていた頃、夫と話すのは本当に楽しかったです。
カフェでお茶をしながら話題が尽きることはなく、共通の趣味や興味が多いので、話のキャッチボールが絶妙でした。
「これってどう思う?」と聞けば、分かりやすく説明してくれるので、会話しているだけで学びにもなります。

この強みは仕事でも活かされているようで、40代で転職活動したときには、2~3社から内定をもらったそうです。
面接での好印象は言語理解凸の強みそのもの。

言語理解凸は、人との会話やプレゼンが本当に得意なタイプみたいです。

知覚推理凹が足を引っ張る

一方で、知覚推理凹の影響は仕事では少し足を引っ張ることがあります。

  • 目の前で何が起きているかを見て、自分はどうすればいいか判断するのが苦手
  • 忙しい現場でもマイペース
  • 指示をもらってもタスクが思うようにこなせない
  • 面接で好印象を与えても、実際に仕事を始めると「え…思ったよりポンコツ?」と思われることも。
    口は達者だけど行動が伴わない、挨拶や報連相も苦手です。
    一緒に仕事をしていると、こちらの心臓がドキドキします。
    ※夫と私は職場で知り合った

    【関連記事】
    挨拶が出来ない夫の原因と対処法
    報連相が出来ない夫の原因と対処法

    チーム行動より単独行動

    夫は今、会社に所属しながらも、単独で仕事を管理しています。
    他の業者に仕事を発注して管理するスタイルで、人とのやり取りはあるものの、マイペースに進められるようです。

    一般的にADHDは段取りが苦手と言われますが、夫が今の仕事でうまく進められているかは正直分かりません。
    単独で仕事を管理しているので、うまくいっているのかもしれませんが・・・ちょっと気になるところです。

    夫の凸凹タイプは、会話やコミュニケーションの強みと、周囲の状況を読み取る弱みが同居しているのが特徴です。
    こういう特徴を知ると、「あ、なるほど」と共感できる場面も多く、夫との日常や仕事上でのやり取りも、ちょっと面白く見えてきます。

    言語理解凸で面接は無双、でも知覚推理凹で苦労する――凸凹タイプの個性が、夫の日常や仕事に影響しているのがよく分かりますな。

    ADHD夫の行動観察の最近記事

    1. 面接は得意な言語理解凸夫、知覚推理凹で台無し?

    2. ADHD夫の金銭感覚と金銭管理

    3. ADHDの夫は働き者で仕事は長続きするタイプ

    4. 挨拶が出来ない夫の原因と対処法

    5. 報連相が出来ない夫の原因と対処法

    関連記事

    コメント

    1. この記事へのコメントはありません。

    1. この記事へのトラックバックはありません。

    PAGE TOP