ワーキングメモリが低い大人の特徴|数値80台でもラクに生きるコツ

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ぼんやりと考える女性の頭上に、にじんで消えかける記憶の泡が浮かぶ水彩イラスト。手元にメモ帳。

「あれ、何しようとしたんだっけ?」
——それ、脳のクセかもしれません。

さっきまで絶対覚えてたのに、もう消えてる。
たった今聞いた名前が、数秒後には霧の中。

大人になってから受けたWAIS-IVの検査で、
私のワーキングメモリ(WM)は80台後半という結果でした。

他の項目と比べると、ぐっと低い「凹」の状態です。

でも正直に言うと、この数字を見たとき、
ショックよりも先に
なるほどね!!」という、妙な納得感がありました。

この記事では、そんな私が見つけた”私バージョンの特徴”と、
日々こっそり使っている脳内ライフハックをシェアします。

数値の凸凹を「ダメな部分」じゃなく、
「自分を動かすための取扱説明書」に変えてみませんか?

目次

検査はまるで拷問?WAIS-IVで突きつけられた「脳のメモ帳」のサイズ

WAIS-IVを受けたことがある方なら、きっとわかってくれるはず。
ワーキングメモリの検査って……正直、拷問ですよね(笑)。

「数字を逆から言ってください」
「今度は小さい順に並べて」
7桁超えたら無理ゲー。

「算数の文章題を暗算で解いてください」
紙とペン、今すぐください。お願いします。

ワーキングメモリというのは、
耳から入った情報を頭の中に一時的にキープして、
整理しながら使う力のこと。

私の場合、この「脳内メモ帳」が、人よりちょっとコンパクトだったみたいです。

▼ 検査の数値やグラフはこちらの記事で公開しています

ワーキングメモリが低い私によくある「3つの特徴」

生活の中で
「これ、ワーキングメモリの低さが出てるな〜」
と感じる私なりの特徴はこんな感じ。

① 興味のないことは「自動振り分け」で即消去

若い頃からずっとそうなんですが、
興味のない内容は頭に入ってこないんです。

……あ、ちょっとニュアンスが違うか。
正確に言うと、
「興味がない、かつどうでもいい内容」は頭に入ってこない、
が正解です。

興味がなくても、仕事で必要なことはちゃんと覚えられます。
メモを取るし、もらった書類は繰り返し確認するし。
でも、どーでもいー!!な内容は、本当にスッポ抜ける

どうやら私の脳、
話を聞きながら無意識のうちに自動仕分けをしているみたいです。

  • INBOX:必要な話・面白い話・興味のある話
  • OUTBOX:どーでもいい話

OUTBOXに入ったものは、きれいさっぱり消えます。
おかげで脳はいつもクリアな状態(笑)。

ちなみに細かく言うと、必要な話は「用が済んだら忘れる」
面白い話や興味のある話は、
重要度によって「クリア〜ボヤッ」くらいの濃さで残っているイメージです。

これ、ずっと「都合のいい脳だな、私の長所だな」と思っていたんですよ。
でも今思えば、ワーキングメモリの低さ(凹)が関係していたんでしょうね。

② 名前は「音」より「文字」で教えてほしい

対面で「こちら、〇〇さんです」と紹介されても、しばらくすると大抵忘れます。
インパクトのある名前だと覚えられるんですけどね(笑)。

口頭で聞くより、漢字で見たほうが断然頭に入るタイプなので、
「お名前、どんな漢字を使うんですか?」と聞くことが多いです。
紙に書かれた文字を見るとスンナリ入ってくるのに、耳から聞くだけだと難しい……。

20代の頃は、職場で自分用の座席表を作って、暇なときにじーっと眺めていました
一度長期記憶に入ってしまえば忘れないので、そこまで持っていく作戦です。

そうそう、小説を読んでいるときも登場人物の名前をすぐ忘れるので、
「あれ、この人誰だっけ?」とページを戻ることが多々あります。
これも同じクセかな、と最近気づきました。

③ 「何しようとしたっけ?」は日常茶飯事

主に家の中でよく起きます。
何かをやろうと隣の部屋に向かう途中で、
「あれ?何しようとしてたんだっけ?」となる。

でも実は、そんなに支障はないんです。

2〜3秒フリーズして思い出すか、
元の場所に戻ったら思い出すか、
別のことをやろうとした瞬間に「あ、そうだ!」ってなるか。

パターンはいろいろあるけど、ほぼほぼ思い出せてる……はず(笑)。

完全に記憶の彼方に消えたものは、
やらなくてもよかったことだと思うことにしています
そもそも完全に忘れたなら、その事実ごと存在しないので、悩みようもないし(笑)。

ちなみに最近の笑えるエピソードが、息子のスマホ隠し。
スマホをやりすぎる息子から取り上げて「絶対見つからない場所」に隠したんですが……
隠した場所を私が忘れそうになりました

息子も忘れっぽいので、
二人で「どこやったっけ?!」と家じゅう探し回るのが我が家の定番です。

「困り感」をゼロにするための工夫

実際のところ、私が忘れやすいのは
「人の名前」
「ちょっとやろうとしてたこと」
「ちょっと言おうとしてたこと」
が大部分。

日常生活ではほとんど支障がないんです。
たぶん無意識のうちに、
大事なことは忘れないよう自分なりの対策をとっているんだと思います。

例えばこんな感じ。

トイレのドアにカレンダーを貼って予定を記入する
トイレに入るたびに視界に入るから、自然と長期記憶になる。

仕事で大事なことはメモして、繰り返し見る
何度も目にするから、忘れない。

私の検査をしてくれた心理士さんによると、
ワーキングメモリと記憶力はあまり関係ないそうで、
長期記憶に入ったものはワーキングメモリが低い人でも忘れないとのこと。

これを聞いてちょっと納得したんですよね。
学生の頃から理解できないところは丸暗記でテストを乗り切ってたので、
まさか自分のワーキングメモリが低いとは思っていなかったけど、
そういうカラクリだったのか! って。

ちなみに私の場合、処理速度が高めという特性もあって、
「忘れる前にメモる、忘れる前に終わらせる」
が自然とできている部分もあるかもしれません。

でも工夫の本質は
長期記憶に入れてしまえばこっちのもの
これに尽きます。

まとめ :「凹」は弱点じゃなく、自分を知るヒント

ワーキングメモリが低いことは、「能力が低い」ということじゃない。

ただ、
「耳で聞くより目で見たほうが得意」
「忘れる前にアウトプットしたほうが速い」
という、自分なりの動き方があるってこと。

数字という具体的なデータがあれば、
「じゃあこうしよう」って、前向きに対策を考えられるんですよね。

自分の凸凹、ぜひ一度じっくり向き合ってみてください。
きっと、あなただけの快適な取扱説明書が見えてくるはずです。

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