処理速度が高い大人の特徴|間違いが3Dで浮き出る「高速脳」の正体と対処法

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この記事で分かること
  • WAIS-IV(大人の知能検査)を実際に受けたリアルな流れと体験談
  • 処理速度130超えで見えた「3Dで間違いが浮き出る」視覚特性と作業スタイルのクセ
  • 検査結果から導き出した、周囲とのズレに疲れないための「低みの見物」という考え方

「えっ、もう終わったの!?」「いつの間にやったの?」
職場や家で、周りからこんなふうに驚かれたことはありませんか?

自分としては、ただ普通に、目の前のことを片付けているだけ。
サボっているわけでも必死に急いでいるわけでもない。
なのに、なぜか周りと「時間軸」がズレているような感覚……。

「私は単なる、手先が器用な要領がいい人間なのかな?」

ずっとそう思って生きてきましたが、
知能検査(WAIS-IV)を受けてみて、
その正体がようやく分かってスッキリしたんです。

実はそれ、IQ(知能指数)の「処理速度(Psi)」が高いという特性かもしれません。
今回は、処理速度のIQが130以上の「高速脳」を持つ私の検査体験記をベースに、
処理速度が高い大人のリアルな特徴や、
周囲との温度差に疲れないための対処法をお届けします!

目次

そもそも「処理速度」が高いってどういうこと?

処理速度とは、
『目で見たものを書き写すなど、単純作業を素早く、正確に行う力をはかる指標』
のことです。

私の検査結果をグラフにすると、
各指標の中で処理速度だけが非常に優れている(130以上)という状態でした。

▼ 検査の数値やグラフはこちらの記事で公開しています

今まで「単なる器用貧乏かな?」と思っていたことが、
実はこの数値が原因だったと分かって、
謎が解けたような気がしました。

心理士さんもワタつく?WAIS-IV検査中のリアルな脳内

処理速度の検査は、実際に紙に書く形式で行われました。
正直、あんまりよく覚えていないんですけどね。
(なんてったってワーキングメモリ凹だから)

でも、あの時の「空気感」だけは鮮明に覚えています。

開始早々、心理士さんがワタワタして予備の紙を準備

検査が始まるやいなや、
私の書くスピードが思いのほか速かったのでしょう。

正面に座っていた心理士の先生が、
少し驚いた様子でワタワタしながら次の用紙を準備していたんです
「あ、なんか急かしてすみません……」と心の中で謝りました。

高速すぎて途中で飽きる!「あと何分?」と聞きたくなるカオス感

単純作業をフフフーンとこなしているうちに、
私の脳内にはある感情が芽生えました。

まりも

これ、いつまでやるのー?長いー!飽きたー!

集中力が完全に、作業スピードに置いていかれた状態。

「あと何分やるんですか?」
って書きながら聞こうか本気で迷いましたもん。

「作業は高速、だけど飽きるのも高速」。
これこそがまさに、処理速度凸・ワーキングメモリ凹の特徴なのかも。

処理速度(IQ)が高い大人の特徴|日常に潜む「高速脳」あるある

「高速脳」を持っていると、
日常の景色がちょっと特殊に見えることがあります。

【仕事・勉強】手順が決まっている作業は、気づくと終わっている

幼い頃から、工作キットや漢字の書き取りなど、
「手順が決まっているもの」はそれはそれは速く完成させていました

大人になって「仕事ができる」と評価されるのも、
自分では普通にやっているつもりの「作業スピード」が原因だったようです。

【視覚】間違いが3Dで浮き出て見える?

私はずっと経理職なんですけどね。
たまにこんなことが起こります。

ボーッと帳簿を眺めていると、
違和感のある数字や勘定科目がグワッと飛び出してくるんです。
イメージとしては、3Dで立体的に浮かび上がって訴えかけてくる感じ。

この3D現象、全く意図せず、
まっさらな状態で見ると、たまに起きるんですよね。

「なんだろう?」と思って調べると、
案の定、仕訳が間違っている。

子供の漢字テストも同じです。
パッと見ただけで、〇がついているのに間違っている文字に気が付く。

……ただ、ブログの誤字脱字には気が付かない。
なあぜなあぜ。

多分、脳が『自分の書いた文章』はすでに知っている情報として
ショートカットしちゃうからなんだろうな。

【行動】「失敗したらやり直せばいい」のフットワーク

思い立ったら即行動!
とりあえずやってみる精神が旺盛です。

だって、ダメだったらやり直せばいいだけだから
行動に移すのも、行動自体も早いので、
失敗することに躊躇がありません!

ただね、成功するまでやり遂げる意志はあんまりない…かな。
なんてったって、飽き性なので。

飽きっぽいが故に、仕事が長続きしないエピソードはこちら。

高速ゆえのデメリット|会話のドロップアウトとイライラ

何でも素早く処理できるのは強みですが、
それゆえの弊害もあります。

頭の回転に口が追いつかない「オノマトペ」地獄

私の脳内では、解決策やイメージが鮮明な映像として、
ものすごいスピードで出来上がっています。
自分の頭の中では、
完璧な説明ができるくらいの「鮮明な映像」が見えているんです。

でも、悲しいかな。
その映像の速さに「口(言語化)」が全く追いつかない
いざ口を開くと、説明が全部「オノマトペ(擬音)」になっちゃうんです。

まりも

ここをピッとして、バババッてやれば、シュッとなります!

喋りながら自分でも
「あぁ、なんでこんなに説明が下手なんだろう……」
ともどかしく思い悩む部分でもあります。

「脳の中の画面をそのまま相手と共有できればいいのに!」
って、本気で思っちゃう(笑)。

そんなだから、業務説明は大の苦手です。
最短ルートの映像が見えているからこそ、
それを一歩ずつ言葉に翻訳するのがもどかしくて仕方ない。

脳内はリニアモーターカーなのに、
口は各駅停車でのんびり旅してるような、あの感覚……。

……まぁ、自分でも笑っちゃうくらい説明下手ですけど、
そんなに深刻に悩んでいるわけではありません。
苦手なことは、それが得意な人にお任せすればいいのです。

飛躍が過ぎる返答|脳内ストーリーが速すぎる事件

20代の頃、友達に「好きなふりかけの具って何?」と聞かれた時のこと。

私はすぐさま「鮭茶漬けが好き!」と答えたら、友達がキレてしまいました。
「どうしていつも質問に答えてくれないの!?」と。

私の中では、こんなストーリーが一瞬で完結していたんです。

  1. ふりかけ?私、ふりかけ嫌いなんだよな。
  2. 近いものなら、お茶漬けの具がある。
  3. 好きなのは、鮭茶漬け!

思考のレスポンスが早すぎて、
途中の説明を全部ショートカットして結論だけ口に出しちゃう

これが友達を置いてけぼりにしてしまう原因でした。

でも、昔ながらの友達は、
私のショートカット結論のストーリーを阿吽の呼吸で補完してくれているのか、
後にも先にも、面と向かってクレームを言われたのは、この友達だけでした(笑)。

その友達には感謝しつつ、
「だったら”ふりかけは嫌い”と言ってくれればいい」
というアドバイスに納得してからは、
極力相手の質問に正確に答えることを意識しています。

オンライン会議がフリーズに見える?

人と喋っている時に
「レスポンスが遅いなぁ」
と感じることがよくあります。

返事が遅いと、
「あれ?聞こえてる?聞いてない?」
とすぐにレスポンスを求めてしまいます。

オンライン会議では、相手が考え中なだけなのに
「あれ、画面フリーズしてる?」と疑っちゃうくらい。

処理速度凸は、せっかちなんでしょうね。

対処法|ストレスを溜めない「低みの見物」のススメ

「なんでみんな、こんなに遅いの?」
そんな、なんとも言えないもどかしさを抱えていた私が行き着いた対処法が、
「低みの見物」です。

自分のペースで動けないことへの「もどかしさ」

何でも素早く処理するのが自分にとっての「当たり前」になっていると、
「なんで皆は、取り組み始めるまでも、始めてからも、そんなに遅いの?」
と思ってしまうことがしばしばあるんです。

特定の誰かに怒っているわけではなく、
単に「自分のペースで動けないこと」へのもどかしさに近い感覚。

「なんでそんなに時間がかかるの!?」
と心の中で突っ込みつつも、
それが自分のストレスになってしまう。

そんな時、私は自分の「普通」を疑ってみることにしました。

「私が普通で周りが遅い」のではなく、
「私はたまたま、高回転で回る特殊な高速ギアを積んでいるだけなんだ」と自覚すること。

これ、大事。

期待値を下げた「低みの見物」がちょうどいい

「高みの見物」をしようとすると、
どうしても相手への期待値が上がって疲れてしまいます。

だからこそ、最初から期待値を下げた「低みの見物」がちょうどいい。

「あぁ、これが私の『普通』と、世界の『普通』のズレなんだな」
とやんわり受け流す。

「自分は自分、人は人」。
そう割り切ることで、高速な自分を維持したまま、
穏やかな心で世界と付き合えるようになりました。

私は昔から個人競技や単独行動を好むタイプだったけど、
それも処理速度が凸っているのが原因だったのかもしれない。

そう気づけただけで、なんだか心が軽くなった気がします。

まとめ|高速な自分を「便利なツール」として楽しもう

処理速度が高いって、傍から見ると武器に見えるかもしれないけど、
本人はそれが「普通」だから、ズレてることにも気づきにくいんですよね。

処理速度が高いからって、別に何でもできるわけじゃないし、
ワーキングメモリは凹だし、説明は下手だし、飽き性だし。

凸凹だらけなんですよね、結局。

でもまぁ、そんな自分のエンジンを「面白いな」と思えるようになっただけで、
今のところ十分かな、と思っています。

「なんか生き急いでる気がする」と感じているなら、
もしかしたら、同じタイプかもしれません。
別に急いでるつもりはないんですけどね。
これが普通なので。

今日も脳がフル回転してるな、
くらいに笑い飛ばしながらやっていきましょう!

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