池井戸潤原作のドラマ視聴率ランキング
公開日: 2015年04月30日 最終更新日: 2016年01月20日
池井戸潤さん原作の小説が次々とドラマ化され、
ドラマ化された作品は良くも悪くも話題になっている今日この頃。
2015年7月から、
日本テレビでは『花咲舞が黙ってない』の第2シリーズ、
テレビ朝日では『民王』も放送されました。
さらに2015年10月からは、
TBS日曜劇場で『下町ロケット』が放送されます。
今のドラマ界に置いて、
池井戸潤はなくてはならない存在になっていると思われます。
そこで、今回は、
池井戸潤さんの簡単なプロフィールと、
ドラマ化された作品の視聴率について調べてみました。
池井戸潤のプロフィール
池井戸 潤(いけいど じゅん)
生年月日:1963年6月16日(年齢早見表)
出身地:岐阜県
出身大学:慶應義塾大学文学部人間関係学科/法学部法律学科※2つの学部を卒業
1982年3月、岐阜県立加茂高等学校卒業。
1988年3月、慶應義塾大学卒業。
(一般課程2年、文学部2年、法学部2年ってことかな?)
1988年4月、1988年、現・三菱東京UFJ銀行に入行。
1995年の32歳で銀行を退行し、コンサルタント業開始。
コンサルタント業のかたわら、
ビジネス書の執筆をしていたものの、
ビジネス書はテーマが限られている為、
将来的に不安を感じ、
子どもの頃からの夢だった江戸川乱歩賞を目指し始めました。
そして、
1998年に『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。
2000年に、渡辺謙さん主演でドラマ化。
(ブジテレビの”金曜エンタテイメント”の枠)
※視聴率が分からなかったのでランキングからはずしました
って、目指し始めてから受賞までの期間が短いっ!!
子どもの頃から、図書館にある国内外のミステリを読み漁り、
いつか自分で小説を書きたい!と思っていたらしいのですが、
それにしても短期間で夢を叶えるってスゴすぎます。
もともと才能があったのか、かなりの努力をしたのか・・・
2010年、『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を受賞。
2011年、『下町ロケット』で第145回直木賞受賞。
その後の活躍はご覧の通り。
池井戸潤原作のドラマ視聴率ランキング
1位:半沢直樹

半沢直樹-ディレクターズカット版-Blu-ray BOX
平均視聴率 28.74%
放送日:2013年7月7日~9月22日(TBS日曜劇場)
主演:堺雅人
原作:
オレたちバブル入行組(楽天)
オレたち花のバブル組(楽天)
このドラマはものすごく話題になりましたよね。
なんといっても最終話の視聴率は42.2%!!
この数字は歴代ドラマBEST3に入るそうです。
ちなみに・・・
1位は1983年に放送された『積木くずし』(45.3%)。
2位は1979年に放送された『水戸黄門第9部』(43.7%)。
そして3位に『半沢直樹』。
このBEST3はすべてTBSなのです!
ドラマのTBSと言われるのも納得。
(4位もTBSで『ビューティフルライフ』でした)
『半沢直樹』のスゴいところは、
ネット時代であるこの時代での42.2%という数字です。
初回こそ19.4%だったのに、
放送回数を追うごとに視聴率もUP!
そして、この記録となりました。
もちろん、2013年7月ドラマのTOPでした。
私は最初、『半沢直樹』って・・・人の名前だし(笑)
なんて思っていたけれど、
見たらのめり込んでしまいました。
2位:下町ロケット

下町ロケット DVD-BOX
平均視聴率 18.64%
放送日:2015年10月18日~12月20日(TBS日曜劇場)
主演:阿部寛
原作:
下町ロケット(楽天)
下町ロケット2(楽天)
最終話の視聴率は22.3%。
最後までハラハラドキドキの展開は『半沢直樹』に似ていますね。
ガウディ編はテーマが命。
佃製作所の人々が一丸となってガウディを完成させる展開なんて、
涙なくして見れません。
3位:花咲舞が黙ってない(2014年)

花咲舞が黙ってない DVD-BOX
平均視聴率 16.06%
放送日:2014年4月16日~6月18日(日テレ水曜ドラマ)
主演:杏
原作:
不祥事(楽天)
銀行総務特命(楽天)
最終話の視聴率は18.3%。
日テレの水曜ドラマは、
”オシゴトを頑張る女性のドラマ”枠でもあり、
その枠にピッタリでした。
見ていてスカッ!とするし、
次の日も頑張ろう!と前向きになれるドラマでした。
平均視聴率は20%を切っているものの、
2014年4月ドラマではTOPでした。
4位:ルーズヴェルト・ゲーム

ルーズヴェルト・ゲーム Blu-ray BOX
平均視聴率 14.51%
放送日:2014年4月27日~6月22日(TBS日曜劇場)
主演:唐沢寿明
原作:ルーズヴェルト・ゲーム(楽天)
最終話の視聴率は17.6%。
まとめていて気が付いたというか、
思い出したのですが『ルーズヴェルト・ゲーム』って、
『花咲舞が黙ってない』と同じクールで放送されていたのですね。
私、両方見ていましたが、
タイプが違っていたので違和感なく見ていました。
『ルーズヴェルト・ゲーム』は、
経営の話と野球の話が混ざっていて、
1つのドラマなのに違うドラマを見ている感覚になりました。
最後にはその2つが1つになっていくのですが、
回を追うごとに面白くなっていました。
『花咲舞が黙ってない』に続き、
2014年4月ドラマでは2位でした。
2014年4月期のドラマは、
池井戸潤原作ドラマがワンツーフィニッシュ!
5位:花咲舞が黙ってない(2015年)

花咲舞が黙ってない 2015 DVD-BOX(DVD)
平均視聴率 14.45%
放送日:2015年7月8日~9月16日(日テレ水曜ドラマ)
主演:杏
原作:
銀行狐(楽天)
銀行仕置人(楽天)
かばん屋の相続(楽天)
仇敵(楽天)
最終話の視聴率は14.8%。
2015年夏ドラマは軒並み視聴率が悪く、
花咲舞の1人勝ちでした。
全話視聴率二桁台はこちらの作品のみ!
確かに面白かったけど、
私的には2014年シリーズの方が良かったかなと思います。
2015年シリーズは2014年シリーズで免疫ができているから、
新鮮味に欠けるというかなんというか。
6位:ようこそ、わが家へ

ようこそ、わが家へ DVD-BOX(中古)
平均視聴率 12.5%
放送日:2015年4月13日~6月15日(フジテレビ月9)
主演:相葉雅紀
原作:ようこそ、わが家へ(楽天)
初回視聴率は13.0%で、最終話の視聴率は15.0%でした。
原作は、ドラマの主人公だった健太の父親が主人公です。
だからか、ドラマでは父親の会社での出来事に、
結構多くの時間が割かれていたので、
『ルーズヴェルト・ゲーム』ほどではないにせよ、
1つのドラマで別のドラマをみている感じでした。
最終話の”家族の絆”には泣かされました。
序盤はダラダラ進行していてどうなるかと思ったけれど、
中盤から最終話は物語の展開も早く、
とても面白かったです。
7位:民王

民王 Blu-ray BOX
平均視聴率 7.14%
放送日:2015年7月24日~9月18日(テレビ朝日金曜ナイトドラマ)
主演:遠藤憲一と菅田将暉のW主演
原作:民王(楽天)
初回と最終回の視聴率が仲良く同じで8.5%。
やっぱり入れ替わりドラマは面白い!
遠藤憲一さんの女子力男子の演技が、予想通り面白かったです。
関連:民王のモデルは麻生太郎?遠藤憲一の女子力男子が見物!
入れ替わりドラマの定番は、
「入れ替わっていることを知られてはいけない」。
しかし、このドラマは入れ替わっていることを知っている人が多く、
更に途中で元に戻るというのが一風変わっていて面白かったです。
8位:七つの会議

七つの会議【Blu-ray】
平均視聴率 5.9%
放送日:2013年7月13日~8月3日(NHK土曜ドラマ)
主演:東山紀之
原作:七つの会議(楽天)
9位:鉄の骨

NHK土曜ドラマ 鉄の骨 DVD-BOX
平均視聴率 5.5%
放送日:2010年7月3日~7月31日(NHK土曜ドラマ)
主演:小池徹平
原作:鉄の骨(楽天)
WOWOWでドラマ化された作品
空飛ぶタイヤ

【中古】空飛ぶタイヤ DVD-BOX
2009年3月29日~4月26日放送
主演:仲村トオル
原作:
空飛ぶタイヤ・上(楽天)
空飛ぶタイヤ・下(楽天)
下町ロケット

下町ロケット DVD-BOX
2011年8月21日~9月18日放送
主演:三上博史
原作:下町ロケット(楽天)
株価暴落

株価暴落 DVD BOX
2014年10月19日~11月16日放送
主演:織田裕二
原作:株価暴落(楽天)
最後のまとめ
上記を踏まえると、
2009年から立て続けにドラマ化され、
2014年はなんと3本!!
2015年も、
『ようこそ、我が家へ』と、
『花咲舞が黙ってない』第2シリーズと、『民王』。
さらに、TBSでまたまた『下町ロケット』!
まだまだ池井戸潤さんの勢いは止まらないですね。
今後の注目は、
『半沢直樹』の続編が放送されるのか?
というところでしょうか。
私、1つも原作本を読んだことがないので、
そのうち何か読んでみようかな、と思います。