37.5℃の涙に学ぶ熱性けいれんの症状と対処法

公開日: 2015年06月25日
最終更新日: 2015年06月30日



熱性けいれんとは、
通常38.0℃以上の発熱を伴って
乳幼児に生じるけいれん(ひきつけ)を言います。


この熱性けいれんは、
子ども10人に1人の割合で起こるもので、
発症のピークは3歳未満で約80%と言われています。


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子育てママさんは、
「熱性けいれん」という言葉を聞いたことがあると思います。
そして、けいれんを起こしても、
後遺症もなく元の状態に戻る
ということも知っている方が多いと思います。


そういう知識があっても初めて子どもが熱性けいれんを発症した場合、
その様態に親はビックリ気が動転して何をしたらいいのか、
頭が真っ白になってしまうこともあるのではないでしょうか。


そこで、いざというときに慌てないように、
子どもが熱性けいれんを発症した場合、
親はどういう対応をすればいいのか?
ということを調べてみました。


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熱性けいれんはどんな症状になるの?

熱性けいれんは、脳が未発達な乳幼児が、
発熱したことで神経細胞が興奮してけいれんがおこるそうです。
しかし、ハッキリとは分かっていません。

発作中は下記のような症状が現れます。

  • 体を硬直させて手足に力が入りガクガクする
  • 目はうつろか閉じている
  • 唇の色が蒼白か紫色になる
  • 呼吸が荒く不規則になる


  • それまで元気だった我が子が、
    発熱に伴い、突然上記のような症状になったら、
    誰だって慌てふためくに決まっています。

    しかし、ここで親がパニックになってはいけません。



    熱性けいれんの対処法は?

    突然我が子がけいれんを起こしたら、
    親もその姿を見てガクガクすると思います。

    まず最初にすべき対処法は・・・

    親が大きく深呼吸して落ち着く

    これは、”熱性けいれん指導ガイドライン”にも、
    発作の際の家庭での応急処置の1番目に、

    あわてない。おちつくこと。

    と書いてあるので、とても重要です。

    ここで落ち着きを取り戻したら、
    落ち着いて以下の対処をしていきましょう。

  • 衣服(特に首回り)をゆるめる
  • 嘔吐していたら、口・鼻まわりをガーゼでふく
  • 体は仰向け、吐瀉物で窒息しないように顔を横に向ける
  • 体温を測る
  • 発作の継続時間、左右差や目の動き等を観察して記録する
  • 口から薬や飲み物を与えない
  • 元に戻るまで必ずそばにいる


  • ほとんどの場合、5分以内で症状はおさまります
    けいれん中に体をゆすったり、
    口の中に何かを入れるのはNGです。


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    熱性けいれんで救急車を呼んでもいいの?

    けいれんを起こした場合、
    特に初めてのけいれんの際は救急車の利用が無難です。

    発熱を伴うけいれんでも「熱性けいれん」じゃない場合もあります。
    初めてのけいれんの時は判断できないし、
    親も不安なことが多いと思います。


    それでもやっぱり救急車を呼ぶのにためらいがある・・・
    というパパママは、
    「母と子の健康相談室」(小児救急相談)に電話しましょう。

    電話番号は、
    #8000(プッシュ回線の固定電話、携帯電話)
    03-5285-8898(ダイヤル回線・IP電話等すべての電話)


    相談する際、また救急車で運ばれる際、病院で、
    子どもの症状を聞かれるので、
    しっかりと、発作の長さ、左右差や目の動き等を観察して記録してください。



    最後のまとめ

    こんな記事を書いていますが、
    やっぱり我が子が目の前で熱性けいれんを起こしたら、
    落ち着いて対処できるか不安はあります。

    けれど、対処法を知っているか知らないか、
    だけでも慌て具合は全然違うと思います。


    いざというときの為に、
    自宅近くの病院情報や、
    医療機関案内サービスなどの電話番号を、
    母子手帳などにメモしておくと便利だと思います。


    『37.5℃の涙』という2015年夏にドラマ化されるコミックでは、
    熱性けいれんの話もあり(1巻と3巻)、
    ビジュアルで熱性けいれんについてイメトレができます。

    37.5℃の涙ドラマ化でコミック続編も!気になるキャストは誰!?



    <<参考元>>
    ・熱性けいれん指導ガイドライン
    ⇒http://www.wakodo.co.jp/medical/news/20111102.pdf
    ・上大岡こどもクリニック
    ⇒http://www.kamio-kodomo.com/column01.html
    ・認定病児保育スペシャリスト
    ⇒http://sickchild-care.jp/point/5147/
    ・赤ちゃんの病気とホームケア(たまひよbefa!の付録)

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