マザーゲームは名前をなくした女神のパクリ?幼稚園ママドラマの歴史

公開日: 2015年04月08日
最終更新日: 2015年06月30日



『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』は、
裏番組の『戦う!書店ガール』に比べ、
先行話題が多い気がします。

その1つに、『名前をなくした女神』のパクリ?
というのがあります。

今回は『名前をなくした女神』の類似点と相違点を、
過去の幼稚園ママドラマも交えて比較してみたいと思います。

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まず、『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』について、
こちらの2つの記事にサッと目を通して頂けると、
話しがスムーズかと思います。

連ドラ初主演の木村文乃がマザー・ゲームで幼稚園のママ友地獄へ!?
マザー・ゲームの子役達は出演歴がスゴいのです


『名前をなくした女神』のメンバーとあらすじ


『名前をなくした女神』はフジテレビの火曜21時の枠で、
2011年4月12日から6月21日まで放送されていました。


名前をなくした女神
出典:http://fod.fujitv.co.jp/s/

主人公:杏(夫:つるの剛士、子ども:藤本哉汰)


ハウスメーカーOLだったがリストラに合い専業主婦に。
引っ越しに伴い幼稚園のママの世界に足を踏み入れる。

夫は、普通のサラリーマン、のちにリストラからの再就職。

子は、優しく、明るく、賢い。


銀行員の妻:尾野真千子(夫:高橋一生、子ども:長島暉実)


杏の中学時代の同級生。
しかし、杏の方は覚えていない。

杏と仲良くなれる!と思っていたものの、
杏が他のママ(りょう)と名前で呼び合っているのに嫉妬。

夫からのモラハラを受ける。

夫は、エリート銀行員だけどセクハラ疑惑浮上(無実)。
妻への締め付けがキツイ。

子は、優しいけれど、内気な性格。


社長夫人:木村佳乃(夫:平山浩行、子:小林星蘭)


実家の父親は区議会議員、夫は社長。
自分自身もカリスマ主婦として読者モデルをしている。

夫との仲があまりよくなく
幼稚園の先生(萩原聖人)とちょっとだけ仲良くなる。

夫は、受験に無関心。
子は、ちょっとお姫様気質。お受験勉強を頑張るも成績はイマイチ。


トラック運転手の妻:倉科カナ(夫:五十嵐隼士、子:谷花音)


23歳にしてママになり、まわりと比べてかなり若い。
見栄っ張りで、無理して高級マンションの2階の狭い部屋を買う。
(同じマンションの高層階に木村佳乃が住んでいる)

木村佳乃に憧れて真似をし、
時として木村佳乃の家に入って洋服を借りたりするオソロシイ面も。

子のお受験に挫折し、タレントデビューをさせようとする。

夫は、低学歴だけど気は優しく、妻に振り回され気味。

子は、気が強いが、母親思い。


女社長:りょう(夫: KEIJI、子:内田淳貴)


自ら起業し社長になる。
ゆえに、この間まで仕事をしていた杏と話が合い、
杏に自分の会社の事務のバイトを頼む。

モデルの夫の浮気に悩む。

夫は、家事もやり、イクメンだけど、
収入が妻より低いことがコンプレックス。

子は、兄とともに明朗活発なイイコ。


杏の家族が”理想の家庭”だからか、
皆が杏に嫉妬をする。

杏一家の最大の壁は”夫のリストラ”。
だけど、すぐに再就職&金銭事情には触れられず。


このドラマは、”お受験”が1番のテーマではあるけれど、
女の嫉妬、見栄、裏切りという”ママ友”にもスポットを当てている。

今は普通に使われている”ママ友”。
一体いつから使われるようになったのか・・・
そこら辺は不明だけど、
”ママ友”という言葉が普通に浸透してきたくらいに、
このドラマが始まったような気がしないでもない。


『マザーゲーム』との相違点・類似点


さて、上記で『名前をなくした女神』の概略をサッとの書いたので、
いよいよ『マザーゲーム』との相違点・類似点を見ていきます。

類似点


ママが5人で、子どもが男子3名、女子2名。
ママ達は何かしらに悩みを抱えている。

『名前をなくした女神』のママの悩みは、
夫からのDV(主にモラハラ)、夫との不仲、夫の浮気、
家族のスペックが低い故の見栄。

『マザーゲーム』のママの悩みは、
長男の引きこもり、義理母からのモラハラ、夫の浮気、
経歴を嘘で固める見栄っ張り。

ハイ、もうかぶりまくってます。


相違点


『名前をなくした女神』が”ママ友”にスポットを当てていて、
『マザーゲーム』は”ママカースト”にスポットを当てているところ、
でしょうか。

”ママカースト”も比較的最近浸透してきた言葉かと思います。
『マザーゲーム』がお受験絡みかどうか分からないけれど、
幼稚園の舞台設定が”セレブ園”だから、
お受験のテーマも出てくると思います。


殆ど一緒じゃないか!と思うかもしれませんが、
”幼稚園”と”ママ”をテーマにすると、
どうしても似たテーマになってしまうのです。

そこで、過去の幼稚園ママドラマをちょっとだけご紹介。


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暴れん坊ママ


『暴れん坊ママ』はフジテレビの火曜21時の枠で、
2007年10月16日から12月18日まで放送されていました。
(私はこのドラマは見ていませんでした)


暴れん坊ママ
出典:http://fod.fujitv.co.jp/s/

あらすじを簡単にまとめると、
バツイチ、年の差婚を果たした上戸彩と大泉洋。
大泉洋には前妻との間に妻に引き取られた男の子がいる。

その男の子が新婚早々、大泉洋のところにやってきて、
上戸彩がいきなりママになり、幼稚園のママ関係にぶちこまれる。

母親たちのメンツはというと・・・

■ ともさかりえ(息子持ち)
元スッチーで、夫は代々続く歯医者。

■ 片瀬那奈(息子持ち)
夫が多忙で幼稚園の保父(向井理)に色目を使う。

■ 山口紗弥加(娘持ち)
学歴コンプレックス。

■ 中山恵(娘持ち)
元キャバ嬢。


ハイ、出ました。
ママが5人で、子どもが男子3名、女子2名。
ママ達は何かしらに悩みを抱えている。

もうこれは王道パターンです。
もちろん、このドラマにも”お受験”が絡みます。


スウィートホーム


『スウィートホーム』はTBSの日曜劇場21時の枠で、
1994年1月9日から3月27日まで放送されていました。

このドラマは再放送も含めて何度も見ましたが、
とても良いドラマです。


スウィートホーム

『スウィートホーム』は、”お受験”がテーマのドラマです。
(母:山口智子 父:布施博 と、息子)

この時代は、”ママ友”とか”ママカースト”という言葉もなく、
今みたいにママ同士の対立を濃く描くものではなく、
お受験を通して家族の絆を深めていくものでした。

母親たちのメンツはというと・・・

■ 深浦加奈子(息子持ち)
夫が優秀が為の学歴コンプレックス(義母からのプレッシャーあり)。

■ 高樹沙耶(娘持ち)
金持ちだけど、夫が浮気症。


このドラマでは、
ママが3人で、子どもが男子2名、女子1名。
ママ達は何かしらに悩みを抱えているのは健在。

ママ達のイザコザは多少はあるものの、
今のようなドロドロした感じはなく、
見ていて嫌悪感はなかったです。


斉藤さん(第1期)


『斉藤さん』は日本テレビの水曜22時の枠で、
2008年1月9日から3月19日まで放送されていました。


斉藤さん相関図
出典:http://vod.ntv.co.jp/top/
※クリックすると拡大します(相関図)

『斉藤さん』は幼稚園ママドラマでは異色で、
”斉藤さんVSその他大勢”という関係でした。

そこから、斉藤さんの人柄に触れ、
段々と斉藤さんに心を開く人が増えていく・・・

最後まで心を開かないのは”ボスママ”ですが、
結局”心の雪解け”でハッピーエンド。

このドラマは”お受験”はテーマではなく、
”人間関係”や”斉藤さん式子育て”がメインテーマでした。


結局パクリなの?


『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』は、
『名前をなくした女神』に極めて設定が似ているけれど、
幼稚園を舞台にママを中心としたドラマを作ると、
構成が似てしまう、というのが結論です。

元祖のお受験ドラマがTBSで、
ママ5人衆を定着させたのがフジテレビ。

今後、幼稚園ママドラマが出来る時は、
新たなママに関する”新語”が出てきたときか、
過去のドラマをすべてひっくるめたドラマにするしかない、
という感じでしょうか。

それぞれ、1番のテーマを何にするか、
そこでオリジナリティを出すしかないんですね。

こういうドラマが繰り返し作られるのは、
やっぱり”女の争い”が面白いから、
に尽きるのかと思います。

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